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小児歯科と予防歯科

 

うさぎ

子供は無限の可能性を持っている

小児歯科:一卵性双生児  小児歯科:一卵性双生児

この二人は一卵性双生児です。左は扁桃腺摘出手術を受けて、鼻呼吸が出来ますが、 右の子供は手術を受けず、口呼吸です。遺伝子は同じでも、後天的因子でこれだけ、 顔の形が違ってきます。

はたえ歯科では2つの幼稚園、1つの保育園、1つの小学校の生徒を診させていただいております。
『今、子供が危ない』など、そう言われて久しくなりますが、まだまだ宇美町の子供たちは、ごく一部を除いては大丈夫です。

いつも思うことは、みんな元気が良い事です。日常そうだとは思いませんが、こちらが元気に接すれば、 子供たちも割れんばかりの挨拶や返事が返してくれます。 子供たちの、『元気』『素直さ』『夢や希望』のエネルギーがどんどん無くなっていくのは何故でしょうか・・・・・ この事も色んな原因の積み重ねですから、誰が悪いのではなく、みんなの責任だからみんなでどうにかするしかないと思います。

幼稚園の子供たち

だーれが生徒で先生か? 
だーれが生徒で先生か?
みんなでハミガキしているよ。
養護の先生です。

はたえ歯科では、いきなり治療するのではなく、段階をおって治療に慣れさせて行きます。 大体、歯科治療が初めての子供は、2回ぐらいは慣れる段階で、3回目ぐらいから、 簡単な予防処置を始めていき、慣れている子供は初めからだったり、2回目からだったりします。

幼稚園の子供たち

保育園仲間です

はたえ歯科には、ギャーギャーわめいて、治療をさせてくれない子供がよく来ます。 そういう時はその子との対決です。何故、治療をしないといけないのいか、 これから虫歯にならないようにするにはどうしたらいいのかなど、理解できないまでも十分説明をします。 それでも『泣く子には勝てません』ではその子の歯科治療はいつまでたっても出来ません。 はたえ歯科では、奥の部屋で、自分でさせるようになるまで、根気強くほったらかしておきます。 『根くらべ』の始まりです。 全ての子供に自主性があればこんな事はしないでいいのでしょうが、 そこまで自主性を持った子供はほとんどいません。 初めは、強制的にしないといけない子供もある程度います。

幼稚園の子供たち

その時に『何のために治療をしないといけないのか』を親と歯科医師で、信念を持って子供に対応しないと、 子供はすぐに甘えたり、経験的な逃避の行動を取って治療を拒んできます。まさに、『根くらべ』です。

初めは、泣いていた子供も、みんなおりこうさんになって、はたえ歯科を終了していきます。 子供との信頼関係の構築さえ出来れば、ずーっと長いお付き合いをさせて頂きます。 『なぜ、治療をしないといけないのか』を十分理解させ、治療の時に、『痛くない』事を実感してもらえたら、 子供と、どんどん信頼関係が深まっていきます。

『どんな子供にも、無限の可能性がある』、 と、いつも実感しております。

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