はじめに
- 私自身が『かみ合わせ不良』患者!!!
- 頭痛、肩凝り、の大きな原因
- 不妊、不眠、目の痛み、自律神経失調も!!!
- 迷える患者さん
- 癖とは??? 口呼吸と舌の罪
- 良く噛んで食べてはイケナイ!! うそ!ほんと!
- 審美歯科もかみ合せから
- 幸せになれるかみ合わせ
- 健康保険の範囲でOK!!!
- 貴方のかみ合わせチェック
- 心配するな!!!
- マウスガードを通して
幸せになれるかみ合わせ
貴方の悩みこれで解消
頭痛 肩凝り 不定愁訴は『かみ合わせ不良』から
私自身が『かみ合わせ不良』患者!!!
かみ合わせの本はたくさん出ています
私と『かみ合わせ不良』(顎関節症)との出逢いは、昭和62年に、 私自身が『めまい』で倒れた事から始まりました。
元々肩凝りや頭痛はたまにあったのですが、2週間も『めまい』で倒れ仕事は勿論 日常生活さえ満足にできない状態になってしまいました。 原因が判らないまま、ストレスだろうとの事で約1ヶ月間、苦しみました。 また次の年にも『めまい』で倒れてしまいました。
精密検査をしても何の原因も発見できず、最後はまさかと思った、 『かみ合わせ治療』との出逢いでした。 今思えば、自分自身が『かみ合わせ不良』で苦しんだおかげで、 『かみ合わせ治療』が得意になり、多くの患者さんにお役に立てている次第です。
頭痛、肩凝り、の大きな原因
1000人の名医にも間違って(?)載せて頂きました。
歯、舌、顎関節、そしてそれらのバランスで生まれる『かみ合わせ』は、 当たり前ですが頭部に有ります。 それらの異常が、周りの筋肉、例えばこめかみ、後頭部、首の筋肉、 さらに脳の自律神経をつかさどる視床下部や辺縁系にも大きく影響しないはずが有りません。 片足にスニーカー、片足に下駄を履いて一日歩いたらどうなるでしょうか?
当然、体はガタガタになるはずですね。それと同じ事が頭部で毎日起きたらどうなるでしょうか。 それが幼い頃から全く気付かないようにして私たちの体に起きているのです。とっても恐い事です。
不妊、不眠、目の痛み、自律神経失調も!!!
これらの症状の、患者さんの共通点は、皆さん『頭痛・肩凝り』を持っておられる事です。 勿論、肉体的・器質的に問題がある患者さんは、その問題を解決しないかぎり 『かみ合わせ治療』をしても症状は解決するはずがありません。 私が対象にしているのは、肉体的・器質的に問題が無いのに『問題がある』患者さんです。
一般的に治療方針の一つの課題として、『ストレス』が無い生活をして下さいとアドバイスが有るはずです。 『頭痛・肩凝り』は、大きな肉体的精神的ストレスでその原因が『かみ合わせ不良』の場合が多いのです。 『かみ合わせ治療』が直接的に色んな問題に作用するのでは無く、頭痛、肩凝り、耳鳴り、 めまいなどが治ると、朝、爽やかに起きて一日を楽にスタートできる様になります。 すると、気分が良くなって余裕が出来て自律神経やホルモンのバランスが快調になり、 自然治癒力等の色んな問題がいつの間にか解決していくと考えております。
経験上、突発性難聴の方も『かみ合わせ不良』の方が多いような気がしてなりません。 耳のご不自由な患者さんばかりではないので、憶測の範囲ですが、『顎関節』が何処に有るか? 耳のすぐ前に有るでしょう。全く関係ない訳が無いと信じております。
迷える患者さん
私の歯科医院には、多くの『かみ合わせ不良』患者さんが来院して下さいます。 その内、症状がひどい方々は、生きるという事に、また人生に『迷える患者さん』方なのです。 毎日毎日、よく睡眠が取れず、頭痛や肩凝りめまいで薬漬け、様々な病院に受診しても原因も判らず、 症状も良くならない毎日を半年以上続けると精神的にも参ってしまい、最後は、自殺を考え出すのです。 そうでないときには、変な宗教にのめり込んだり、無駄で高価な健康食品や健康器具に お金を注ぎ込んだり、もう地獄の毎日です。このように患者さんの『不健康』をクイモノにしている 『フトドキ者』が世の中には多くいる事に注意していかなければなりません。
癖とは??? 口呼吸と舌の罪
舌は歯と歯の間(歯列の中)に収まらなければいけません。
噛み合わせ不良患者さんの殆どに、舌の悪習癖が見られます。
よく舌を前方に出している子供を観ます。
またスポーツ選手にも舌や唇を上下の歯の間にはさんで投球したり、力を出したりしています。
何故でしょう???
『癖』として簡単に片付けられている現象に、色んな原因や意味が多く含まれている事にもっと気付き、
対処すべき所は治療していかなければいけないと思います。
舌が歯列の中に収まれず、下の臼歯を舌側に倒してさらに歯列を狭くしています。 上顎は舌が存在しない為に、狭くなっています。
私はいろんな動物や人間の行動や癖は、 『そうしたいからしている、そうした方が良いからしている。』と考えています。
まだ、全ての事に当てはまる理由は見いだせませんが、例えば『歯ぎしり』や『クイシバリ』 『舌突出僻』『指しゃぶり』にはちゃんとした原因が考えられ、ある意味異常な状況の中で、 『そうする事によって体のバランスが調和の方向に行く』ようになっています。 鼻の問題と舌、『かみ合わせ不良』の関係は口と鼻が隣同士なので、関係ない訳が有りませんね。
良く噛んで食べてはイケナイ!! うそ!ほんと!
嘘のような本当の話が『良く噛んで食べてはイケナイ』ということです。 これは顎がカクカク鳴ったり、音がしないまでも両耳の前の顎関節を両手の中指と人さし指で触って 口をゆっくり開いた時に左右がバランス良く動いていない方々には本当の話なのです。
『かみ合わせ不良』の場合、噛むことによって顎関節にわるい刺激を与え続け、 『顎内症』に速く近づくのです。さらに『かみ合わせ不良』の位置に下顎を持っていく為に 多くの筋肉が無理をし凝りや痛みを発生します。
審美歯科もかみ合せから
前歯が『出っ歯』だったり、異常に短い場合、噛み合わせに問題がある場合が殆どです。 前歯だけさしあたり治療しても、かみ合せをきちんとしないと上手くいかない患者さんが殆どです。 『前歯は奥歯のかみ合せで決まります。』
幸せになれるかみ合わせ
なぜそこまで言えるかというと、『かみ合わせ不良』を治療する事により、頭痛、肩凝り、耳鳴り、 めまいなどが治ります。そして朝、爽やかに起きて一日を楽にスタートできる様になります。 当然、いろんな事に余裕が持てるようになってきて、対人関係もスムーズに運び、いざ大変な事が起こっても、 『歯をくいしばって頑張る!!!』ことが出来るようにもなります。
私が治療していて本当に良かったなと思う瞬間は、『笑顔欠乏症候群』(私が名付けました) になっていた『かみ合わせ不良』患者さんに、素敵な『笑顔』が戻った時です。 『笑顔』が良くなると、患者さんの人生はどんどん幸せになっていくと確信しています。
健康保険の範囲でOK!!!
私自身が、『かみ合わせ不良』で苦しんだ為に、患者さんのおかれた状況が手に取るように分かります。 長年苦しんでいる患者さんは、仕事も出来ず、経済的にも困っている方が多くいらっしゃいます。 そんな患者さんに法外な治療費で、出来ません。 95%以上の患者さんは、健康保険の範囲の治療で治られています。
貴方のかみ合わせチェック
目や鼻、耳、その他全てのものが、出来るだけ対称的であったほうが理想です。
しかし理想は理想で現実は・・・・・・・・・・・
(1) 自分の顔を鏡で観て、左右の目の大きさ、高さの状態、左右の耳の見え方、高さ、顎の角(エラ、下顎角)の張り方や、高さにアンバランスがある。
(2)奥歯で噛んでみて、下の前歯が3分の1以上、上の前歯が被っている。
(3)顎がカクカク鳴る。
(4)左右の耳の穴の、約1センチほど前の凹みに、人さし指を置いて顎をゆっくり大きく開けた時に左右ともバランス良く動かない。
(5)歯ぎしりをする。クイシバリをする。
(6)歯の歯グキに近い所(歯頚部)に凹みや穴ができていて、よく知覚過敏になる。
(7)奥歯がとんがっている。
(8)口を開けている人や鼻が悪い人、舌や唇を噛む癖がある。
心配するな!!!
色んな事を知ってしまって気にしている貴方、『人間はある程度強い動物』です。 どうにかなります。私が経験してきていつも不思議に思うのは、とてもひどい『かみ合わせ不良』状態なのに、 患者さんは、『全くどうも有りません』と平気で答えられます。 そのような患者さんの特徴は『のん気でくよくよしない、』『適度なスポーツをしている』 『色んな事をある程度認めて受け入れている』等で、一言で言えば『少しプラス思考的素直人間』とでも言えそうです。 ただ、度を過ぎると『軽はずみなポジティブシンキング 無責任な運命論者』 に成ってしまって、『ただのアホ』に成らないように気を付けなくてはいけません。 まあ、生きるコツとして『素直に生きる』、つまり出来るだけ明るく、 落ち込むときは力いっぱい落ち込んで、また出来るだけ明るく生きる事のような気がします。
マウスガードを通して
かみ合わせを良くする事によって、スポーツ機能の向上も大きく得られます。 ラグビー、野球、テニス、空手、ボクシング、ウエイトリフティング、陸上、等 多くの選手と出逢いを持たせて頂きました。現代人が忘れかけている 『ひたむきに一つに懸ける』情熱に、感動の笑顔と涙を体験させて頂いています。
私がめまいで苦しんで『かみ合わせ治療』と出逢った事、我が師、故『鶴見先生』との出逢い、 様々な素晴らしい方々、出来事、多くの患者さん方、全て私の宝です。 なんとなく私の『使命』か『天命』が観えて来たような気がしております。 『かみ合わせ不良』患者さん、そしてスポーツ彼選手らを応援する、いわゆる 『人生のサポーター』としてご縁を大切にして行きたいと思います。